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「グローバル人材」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?日本では「英語が話せる」「海外経験が豊富」など、語学力が中心的な要素として語られることが多いですよね。しかし、筆者の研究やOECD諸国の事例から分かるのは、語学力だけではグローバル人材として不十分であるということです。 さらに私の研究では、コミュニケーション能力、つまり言語能力が業務のパフォーマンスに直接的な影響を及ぼさないことが明らかになりました。それでも日本では語学力に偏重した育成が行われているのが現状です。本記事では、日本とOECD諸国の「グローバル人材の定義」の違いを比較しながら、どうすれば本当に役立つスキルを育成できるのかを探ります。そして最後に、アメリカ留学で得た知見を活かした解決策として、フィリピン留学の魅力をご紹介します。
日本では、グローバル人材に求められるスキルとして以下が挙げられます:
しかし、この優先順位の「英語力偏重」は国際基準とはズレています。多くの企業がTOEICやTOEFLなどのスコアを採用基準にしているため、語学力が第一条件となってしまうのです。
一方、OECD諸国では次のようなスキルが重視されます:
特にドイツでは「職業教育」と「学問教育」を融合させたデュアルシステムが普及しており、英語力よりも実務的な課題解決スキルが求められます。また、北欧諸国では異文化理解や持続可能性を重視した教育が進んでいます。
出所:OECD (2018). Global Competence Framework. https://www.oecd.org
日本で語学力が最優先される理由は、「英語が話せればグローバルな場で活躍できる」という思い込みにあると考えられます。しかし、Gu¨nter K Stahl1, Martha L Maznevski (2010, 2016)の研究によると、語学力(コミュニケーション効果)が仕事の成果に与える影響は限定的であることが証明されました。
言語能力が重要視される背景
しかし、グローバルな現場では、語学力以上に「課題解決力」や「異文化との協働」が成功の鍵となります。
グローバル人材を育てることは、個人の成長にとどまらず、社会や組織にイノベーションをもたらす可能性があります。
-. 多様性が生む新しい価値
多文化的な視点を持つ人材が増えることで、組織内のアイデアの幅が広がります。例えば、異なる文化背景を持つチームが協働すると、新しい製品やサービスのアイデアが生まれやすくなります。
-. 変化への柔軟な対応
グローバル人材は、変化や不確実性の中でも冷静に課題を解決する力を持ちます。この柔軟性は、組織の競争力を高める要因になります。
「じゃあ、どうやってそんな人材になれるの?」と思うかもしれません。欧米諸国やアメリカ留学は確かに有効ですが、いきなり本場に行くと失敗の恐れもあるし、費用や期間のハードルが高いのも事実です。そこで提案したいのが、弊社CebuGoが提供するフィリピン留学です。
弊社はフィリピン留学だけでなく、アメリカでの正規留学を通じた経験を活かし、現地で必要とされるスキルを具体的に教えています。「語学力+α」のスキルを手に入れたい方に、最適なプランをご提供します。
日本のグローバル人材育成には、まだまだ見直すべき点が多いです。語学力偏重から脱却し、課題解決力や異文化適応力を重視することで、個人も組織も社会もより豊かになります。
もし「どうやってグローバルスキルを身につければいいの?」と悩んでいるなら、ぜひCebuGoのフィリピン留学カウンセリング予約を検討してみてください。経験豊富なスタッフが、あなたの未来をサポートします。語学力だけでなく、あなたの可能性を広げる留学体験を、一緒に作りましょう!
引用文献
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