「2026年版】フィリピン留学のお金はWise一択!クレカ・現金と徹底比較|手数料で損しない」

「2026年版】フィリピン留学のお金はWise一択!クレカ・現金と徹底比較|手数料で損しない」

公開日:2026年2月10 | 作成日:2026年2月01日

筆者:増本 圭
(留学コンサルタント/教育研究者)

Cebugoでは、毎年約150名以上のフィリピン留学生をサポート。筆者自身も毎年セブ・クラーク・バギオなど100校以上の語学学校を実地視察しており、現地校長とのインタビューや学生フィードバックをもとに本記事を執筆しています。

この記事の要約(30秒でわかる結論)
最適解: Wiseデビットカード(メイン)+クレカ(サブ)+現金2万円
注意点: 現地ATM手数料(250ペソ)はBPI銀行なら実質半額
裏ワザ: WiseからGCashへの送金でATM利用ゼロに

 こんにちは、Cebugoのマスモトです。

 フィリピン留学の準備を進める中で、学生さんや親御さんから必ずと言っていいほど相談されるのが「お金」のことです。

「大金を持ち歩くのは怖い」

「クレジットカードがあれば、現地の支払いは全部大丈夫ですか?」

「一番手数料がかからない方法を教えてください」

 結論から申し上げます。昔ながらの「現金両替」や、日本で使い慣れた「クレジットカード」だけに頼ると、留学中に数万円単位で損をする可能性が高いです。

 フィリピンには、日本とは異なる「ATM手数料の罠」や「為替レートの隠れコスト」が存在します。
今回は、それらのリスクを回避し、最も安全かつお得に資金を管理する「Wise(ワイズ)」を中心とした、Cebugo流の最適解を徹底解説します。


【現金・クレカの罠】フィリピン留学で損をする理由と隠れコスト

 まずは、多くの人がやりがちな「現金」と「クレジットカード」での管理について、そのリスクとコストを可視化しましょう。

1. 現金の限界:セキュリティリスクと両替の手間

「日本円を現地で両替する」のはシンプルですが、最大のリスクは盗難です。

数ヶ月分の生活費(数万〜十数万円)を寮の部屋やカバンに入れておくのは、あまりに無防備です。また、レートの良い両替所を探して慣れない街中を歩き回るのも、トラブルに巻き込まれる原因になります。

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2. クレジットカードの罠:見えない手数料「隠れコスト」

「カード払いなら手数料無料」と思っていませんか? 実は、日本のクレジットカードを海外で使うと、以下のコストが上乗せされています。

  • 海外事務手数料: カード会社が定める手数料(決済額の約1.6%〜2.2%)。
  • 為替スプレッド: カードブランド(Visa/Master)の基準レート自体に含まれる手数料。
  • キャッシング利息: ATMで現金を引き出すと「借金」扱いになり、年利18%程度の利息が発生します。

【比較表1:3つの決済手段のメリット・デメリット】

特徴現金(日本円)クレジットカードWiseデビットカード
両替レート店による(空港は悪い)悪い(手数料1.6%〜乗せ)最高(実際の為替レート)
安全性低い(紛失=終わり)高い(補償あり)高い(アプリで即凍結)
ATM引出不可可能(借金扱い・利息あり)可能(口座から即引き落とし)
現地決済どこでも使える使えない店も多いクレカと同じように使える
Cebugo評価△ 緊急用のみ◯ 保険・予備用◎ メイン決済用

【Wiseが最強】フィリピン留学で手数料を節約する必須アイテム

 現金のリスクと、クレカの手数料。この2つの問題を同時に解決するのが、現在世界中の留学生のスタンダードとなっている「Wise(ワイズ)」です。

Wiseは「海外送金サービス」から生まれたデビットカードで、「隠れコストのない透明な手数料」が最大の特徴です。

圧倒的な安さの秘密:「ミッドマーケットレート」

銀行やクレカは独自の「上乗せレート」を使いますが、WiseはGoogle検索で出てくる「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」で両替します。かかるのは少額の送金手数料(約0.6%〜)だけです。
💡 公式情報でチェック: ミッドマーケットレートとは?
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【比較表2:10万円分を使った場合の手数料シミュレーション】

※為替レートやカード会社により変動しますが、一般的な目安です。

決済方法為替レートの仕組み実質手数料(目安)手元に残るお金(価値)
Wiseミッドマーケットレート

(手数料上乗せなし)
約700円〜1,000円

(送金手数料のみ)
約99,000円分
クレジットカード基準レート + 上乗せ

(事務手数料など)
約2,200円〜3,000円

(事務手数料+利息)
約97,000円分
空港の両替所独自レート(非常に悪い)約8,000円〜10,000円

(両替手数料込み)
約90,000円分

結論:Wiseを使うだけで、クレカより約2,000円、空港両替より約1万円もお得になります。

長期留学で使う金額が増えれば増えるほど、この差は大きくなります。「知っているだけで節約できる」のがWiseの強みです。


【ATM手数料250ペソ回避】BPI銀行とDCC拒否で損しない鉄則

 Wiseがお得だと言っても、現地のATMの使い方を間違えると損をします。ここではフィリピン特有の「2重の手数料」について解説します。

1. Wise側の手数料(無料枠を活用せよ)

WiseカードのATM引き出しは「無制限に無料」ではありません。以下のルールを覚えておいてください。

  • 月2回まで・合計3万円未満: 無料
  • 3回目以降: 1回につき70円の固定手数料
  • 3万円を超えた分: 超過額に対して1.75%の手数料

2. 避けられない「現地ATM手数料(250ペソ)」

 これが最大の落とし穴です。Wise側の手数料とは別に、フィリピンのATM設置銀行が取る「アクセスフィー(250ペソ=約650円)」毎回かかります。これはWiseの無料枠に関係なく徴収されます。

【比較表3:Cebugo流 ATM手数料・完全防衛マニュアル】

対策具体的なアクション節約効果
① BPI銀行を使う他行の上限は1万ペソだが、BPIは1回2万ペソまで引出し可能。手数料250ペソを払う回数が半分になる。
② まとめて下ろす2,000ペソ×10回ではなく、2万ペソ×1回で下ろす。手数料2,250ペソ(約5,800円)の節約。
③ DCCを拒否画面で「With Conversion?(日本円で決済?)」と聞かれたら「Without(現地通貨建て)」を選ぶ。ATM側の極悪レートを回避(数千円の差が出る)。

📢 Cebugoからの重要アドバイス フィリピンのATMは、日本と違って「お金が出てくるのが遅い」「カードが先に出てくる」など、挙動が少し異なります。 操作ミスやトラブルを防ぐために、Wise公式が公開している具体的なATM操作ガイドと安全対策も、渡航前に必ず一度目を通しておいてください。

💡 公式情報でチェック: フィリピンでATMを利用する際の安全対策・引き出し方法


【GCash活用術】Wiseから送金してATMいらずの生活へ

 中・長期滞在なら、現地の電子マネー「GCash(フィリピン版PayPay)」を活用することで、ATM手数料すら払わない生活が可能です。

  1. チャージ: 日本の銀行からWiseへ入金(日本円)。
  2. 両替: Wiseアプリ内でペソに両替。
  3. 送金: Wiseから自分のGCashへ送金(手数料は数十円〜百円程度)。
  4. 決済: 街中の支払いはGCashのQRコードで。

このルートを使えば、ATMに並ぶ必要も、250ペソの手数料を払う必要もありません。

※注意:GCashのフル機能を使うには、現地での本人確認が必要です。

💡 公式情報でチェック WiseからGCashや現地の銀行口座へ送金する際の詳細なルール(限度額や所要時間)は、以下の公式ページで常に最新情報を確認してください。 フィリピン・ペソ(PHP)の送金ガイド(Wise公式ヘルプ)


【トラブルQ&A】カード紛失・吸い込みなど留学前の不安を解消

 最後に、Cebugoに寄せられる「よくあるトラブル」への対処法をまとめました。

Wiseカードが届いたら、すぐに使えますか?

いいえ、最初の1回は「ICチップと暗証番号」で決済して有効化が必要です。

カードが届いただけでは使えません。フィリピン到着後、最初の買い物(コンビニやモールなど)では、タッチ決済ではなく「カードを端末に差し込み、PINコード(4桁の暗証番号)を入力」してください。これでカードが有効化(アクティベーション)され、以降はATMなどが使えるようになります。

推奨記事: Wiseデビットカードを有効化する方法について

ATMでカードが吸い込まれて出てきません!

A. 絶対にその場を離れず、銀行のガードマンを呼んでください。

フィリピンでは稀に起こるトラブルです。

  • 対処法: すぐにガードマンを呼び、銀行スタッフに対応してもらいます。
  • 予防策: 路上ATMは避け、必ず「銀行併設」または「モール内」のATMを使ってください。

出発までにWiseカードが届きません!

アプリの物理カードがなくても、アプリ内で「デジタルカード」を発行し、Apple PayやGoogle Payに登録すれば、タッチ決済対応のお店で買い物ができます。現金が必要な場合は、予備のクレジットカード(キャッシング)で対応しましょう。

Q4. 現地の「GCash(電子マネー)」って留学生でも使えますか?

A. 使えますが、「Wiseからチャージ」して使うのが上級者テクニックです。

GCashはフィリピン版PayPayのようなもので、屋台や小さな店でも使えて非常に便利です。ただし、日本のクレジットカードからGCashへの直接チャージはできないか、成功率が低いです。

【おすすめの連携ワザ】

1. Wiseに日本円を入金&ペソに両替。

2. Wiseアプリの「送金」機能で、自分のGCash番号宛に送金(手数料は激安の約35〜50ペソ程度)。

3. 街中ではGCashでQRコード決済。

これなら、ATM手数料(250ペソ)を払って現金をおろす回数を減らせます。

*※注意:GCashのフル機能(送金受取や高額利用)を使うには、パスポートやACR(外国人登録証)による本人確認が必要です。*「デジタルカード」で乗り切りましょう。

Wiseのアカウント作成は、フィリピンに着いてからでも大丈夫?

A. 絶対にNG!必ず「日本にいる間」に済ませてください。

これが最大の落とし穴です。日本居住者としてWiseアカウントを作るには「マイナンバーカード(または通知カード+顔写真付き身分証)」による認証が必須です。

また、本人確認のための簡易書留ハガキを受け取る必要があるケースもあります。フィリピンに来てからでは手遅れになり、アカウントが作れずWiseの恩恵を受けられなくなります。「パスポートと航空券を取ったら、次はWise」の順番で動いてください。


まとめ:Cebugo推奨の「資金管理ポートフォリオ」

結論として、フィリピン留学のお金管理は以下の「3段構え」で準備してください。

  1. メイン:Wiseデビットカード(日常決済、現金引き出し、GCashチャージ)
  2. サブ:クレジットカード(VISA/Master推奨。保険付帯、Wise紛失時の予備)
  3. お守り:現金2〜3万円(到着時の費用、トラブル時の緊急用)

💡あわせて読みたい: 留学の流れ | 申し込みから渡航準備・出発までの6ステップ

Wiseのアカウント作成にはマイナンバーカードが必要です。フィリピンに来てからでは作れません。必ず「日本にいる間」に準備を完了させてください!


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